LONG THO寺附属障害児保護センター（ベトナム・フエ市）

北海道教育大学に3年間ほど留学されていて、現在、ベトナム・フエ市に戻られた
フエ外国語大学日本語学部のニャット先生から連絡をいただきました。

ベトナム・フエ市にあるLONG THO寺附属障害児保護センター（お寺に併設）は
コロナ禍、運営がとても大変な状況のようです。
この障がい児施設では、施設に滞在している障がい児の半分が、コロナに感染し、
今も後遺症に困っているそうです。

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家庭に事情のある方も多く、出生届など身分を証明する書類も何もない子どもも多く、
行政から十分な支援がもらえないそうです。
治療費も待機費用も施設側の負担になってしまいますが、寄付金を出してくれる団体も
コロナ禍少なくなっており、施設の運営がとても厳しいそうです。

日本と違い、障がい児者を支える公的制度はまだ十分ではないため、善意の寄付に頼る部分も多く残っています。